プラスチック資源の循環を目指す「plaloopプロジェクト」の取り組みが全国のホテルへ広がっています。
■plaloopプロジェクトについて
2024年7月よりスタートした、プラスチック素材を有効活用する「plaloopプロジェクト」。ホテルや福祉作業所と連携し、使用済みのプラスチック製品の回収からプラスチック素材へのリサイクル、さらにそのプラスチック素材を使った商品開発・製造・販売を一体化することで、プラスチック資源の循環を促す取り組みです。本プロジェクトからこれまでに、「plaloopタンブラー」と「plaloopアメニティ」(歯ブラシ、ヘアブラシ)をリリースし、宿泊施設や各種イベントを中心に展開が広がっています。
■導入ホテルのご紹介
2025年3月現在、茨城県、広島県、岡山県、香川県あわせて8つのホテルがplaloopプロジェクトに参画しています。今後順次拡大を予定しています。
株式会社 筑波学園ホテル
ホテル日航つくば 茨城県つくば市吾妻1丁目1364-1
https://www.nikko-tsukuba.com/
plaloopアメニティ回収量53kg(plaloop歯ブラシ約8,154本分)※2024年2月28日時点
CO2削減貢献量:141kg-CO2eq*1(杉の木47本分の年間CO2吸収量相当*2)
2024年7月よりplaloopアメニティを導入いただいています。Plaloopプロジェクト開始にあたり、2024年5 月から 6 月にかけての実証実験にもご協力いただきました。
同ホテルは、SDGs の活動に賛同し「育てよう SDGs の木」という取り組みを推進しています。
育てよう SDGs の木 : https://www.nikko-tsukuba.com/sdg
ホテル日航つくばリリース https://www.nikko-tsukuba.com/img/release_plaloop.pdf
あなぶきホテルズ(穴吹エンタープライズ株式会社)
https://www.anabuki-enter.jp
plaloopアメニティ回収量:115.15kg(plaloop歯ブラシ約17,715本分)※2025年2月28日時点
CO2削減貢献量:287kg-CO2eq*1 (杉の木96本分の年間CO2吸収量相当*2)
穴吹エンタープライズ株式会社が運営するあなぶきホテルズの計6つのホテルにて、2024年11月よりplaloopアメニティを導入いただいています。
高松国際ホテルと高松パークホテルでは、更なる環境負荷の低減を目指し、客室のミネラルウォーターのペットボトルを廃止して「森のタンブラー」を導入。各フロアには、ウォーターサーバーを設置し、客室へ自由に水を持ち運べる仕組みを整えています。あなぶきホテルズは、地域社会と地球環境に配慮した持続可能なホテル運営を目指しています。
・高松国際ホテル 香川県高松市木太町 2191-1
https://tkh.anabuki-enter.jp
・高松パークホテル 香川県高松市福田町 11-1
https://tph-anabuki-hotels.jp
・リーガホテルゼスト高松 香川県高松市古新町 9-1
https://www.rihga-takamatsu.co.jp
・ロイヤルパークホテル高松 香川県高松市瓦町 1-3-11
https://ryl.anabuki-enter.jp
・琴平パークホテル 香川県仲多度郡琴平町榎井 706-7
https://kph.anabuki-enter.jp/index.html
・ロイヤルパークホテル倉敷 岡山県倉敷市阿知 2-6-7
https://www.ryl-kurashiki.jp
穴吹エンタープライズ株式会社 リリース https://www.anabuki-enter.jp/media-download/419/86f82ea626772354/
株式会社サン・クレア
ANCHOR HOTEL FUKUYAMA 広島県福山市城見町1-1-10
https://anchor-hotel.jp/fukuyama/
2024年11月よりplaloopアメニティを導入いただいています。
同ホテルを運営する株式会社サン・クレアは、宿泊事業を主とし、森林蘇生、土壌再生型農業、生きる力の教育など、地域を包括的にとらえた地域蘇生(Re-generate)に取り組んでいます。
ANCHOR HOTEL FUKUYAMA News https://anchor-hotel.jp/fukuyama/news/1079/
*1 アサヒユウアス社試算LCAより(石油由来歯ブラシ廃棄との比較)
*2 樹齢56~60年の杉の木1本の年間CO2吸収量3kg