〈仙台市・定禅寺通エリアマネジメントとの共創〉仙台市内の家庭から収集したプラスチック資源と廃棄予定だった定禅寺通のケヤキの剪定枝を使ったリユースカップ「JSCタンブラー」を仙台SDGsウィーク2024でお披露目しました!

〈共創パートナー〉

・仙台市
・一般社団法人定禅寺通エリアマネジメント

〈ここに注目!〉

 これまで剪定して焼却処分していた定禅寺通のケヤキの枝を51%、仙台市内の家庭から収集したプラスチック資源を49%使用しています。自治体が家庭から収集したプラスチック資源を食器にアップサイクルした事例は国内で初めてです。
 各家庭から収集したプラスチック資源の原料はポリプロピレンとポリエチレンが中心ですが、その配合率は製品によって一定ではなく、紙などの異素材が混入しているものもあります。安定した成形が困難であることを理由に、従来は物流パレットなどの業務用製品に活用されていました。今回、仙台市民にとって身近な製品にアップサイクルすることで仙台市が目指す「資源循環の"見える化"」を推進していくため、当社がこれまで培った「森のタンブラー」の成形やコーティングの技術を活用し、安定した品質での製品化に取り組み、成功しました。

〈どこで買える?〉

 仙台SDGsウィーク2024開催中の9月27に定禅寺通のイベント会場でお披露目しました。今後、定禅寺通エリアマネジメントが中心となり、「バンバルセンダイ」等の定禅寺通エリア内で実施するイベントで活用していきます。

〈デザイン〉

ケヤキの緑をイメージしたモスグリーンを基調とし、正面に「Jozenji Street Circular プロジェクト」のロゴをプリントしました。山中漆器の職人が手塗りで色付けを施しています。

Jozenji Street Circular プロジェクト

定禅寺通は4列のケヤキ並木を有した、杜の都と言われる仙台を象徴する道路です。定禅寺通エリアでは、2022年に策定された「定禅寺通エリアまちづくりビジョン2030」に基づき官⺠連携によるまちづくりを進めています。ビジョン内で掲げている"ケヤキ並⽊から連想されるサステナブル、エコロジーなまちづくり"を実現するために、「Jozenji Street Circular プロジェクト」に取り組んでいます。

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