国内の未利用資源を活用した「森のタンブラー」「森のマイボトル」などが評価

バイオマス製品普及推進功績賞は、バイオマス製品の普及推進に優れた功績を挙げた団体に対して授与されるものです。アサヒユウアスが展開するリユースできるエコカップ「森のタンブラー」や、エコボトル「森のマイボトル」などが国内の未利用資源を活用したバイオマス製品として広く普及しており、プラスチックごみの削減や資源の地産地消に貢献していることなどが高く評価されました。

日本バイオマス製品推進協議会は、有機性資源の総合的な有効利用の促進を図り、持続可能な循環型社会の構築と環境保全の推進に寄与することを目的として2002年に設立された団体です。
https://www.jora.jp/

「森のタンブラー」「森のマイボトル」は"使い捨て"という消費行動自体を変革することを目標として開発したリユースできる飲料容器です。2019年にアサヒビールとパナソニックが共同開発した「森のタンブラー」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料(kinari)」を使用しています。2020年ヒノキの間伐材を主原料とした「森のタンブラー HINOKI」や、グループ会社であるアサヒビールモルトの副産物(加工する際に発生する副次的な産物)である焙煎麦芽粉末を主原料とした「森のタンブラー MUGI」を発売しラインアップを拡充したほか、様々な地域の素材を使った「森のタンブラー」を開発し、持続可能な資源利用を推進しています。

アサヒユウアスが開発した「森のマイボトル」は、国産のヒノキの間伐材をプラスチックと複合化した素材を使用しており、ボトルでありながら軽量で持ち運びしやすく、リキャップできるデザインが特長です。

今後もアサヒユウアスは、アサヒグループがこれまで培ってきた知見とネットワークを生かして、持続可能な社会の実現に向け、スピード感を持ちながらも着実に歩みを進めていきます。

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