蒜山(ひるぜん)高原に自生する茅(かや)を活用し、自然環境の維持や地域産業活性化を目指す。
茅はススキやイネ、ヨシなど茅葺きに使用する植物の総称です。茅は古くから屋根材や牛馬の飼料、田畑の肥料などに利用されてきましたが、現在は茅葺き建物の減少などにより暮らしの中で草を使うことが減り、全国的に草原が減少しています。
<共創パートナーは?>
岡山県真庭市、GREENable HIRUZEN
<どんな課題を解決?>
茅を刈取り、草原を利用することで多様な里山の生態系が維持できることもあり、真庭市では蒜山茅刈出荷組合と連携し草原の資源である茅の持続的な活用に取り組んでいます。茅を使用したタンブラーを展開し、使用用途を広げることで、茅の魅力を発信し価値を高め、自然環境維持や地域産業活性化に貢献することを目指します。
<ここに注目!>
タンブラーの正面には建築家・隈研吾氏が設計したサイクリングセンターの装飾に使用されている茅のデザインモチーフを刻印しています。隈研吾氏は2021年7月に真庭市に開業した観光文化発信拠点施設「GREENable HIRUZEN(グリーナブルヒルゼン)」を設計しています。施設内にある「サイクリングセンター」は茅を軒下や天井に活用しており、資源を生かし循環させる新時代の建築を体現する建物として注目されています。
<どこで買える?>
真庭市蒜山 GREENable HIRUZEN
アサヒユウアスモール(EC)
<参考URL>
ニュースリリース

